フィッシングメール:保安検査に請求書払い、駐禁報告書が立て続けにやってきた

ここ数日で立て続けにやって来たフィッシングメール。


 
件名は「保安検査」「請求書払い」「駐禁報告書」で、どれも怪しい添付ファイルがついています。
全国的に出回っているようで、警視庁の犯罪抑止対策本部のツイートでも注意が喚起されていますね。


 
他の件名でのフィッシングメールもあるようですので、添付ファイルは開かないというのが基本的な対策ですね。
添付ファイルを開くのは、送信してきた相手の確認ができている場合だけにしましょう。こちらから添付ファイルを送る際には、ファイルを添付したメールとは別のメールで送付することを連絡するなどして、確認できるようにする必要があるかもしれません。

ランサムウェア:WannaCry対策

ランサムウェアの脅威がメディアを賑わしています。

日立、JR東も感染したランサムウェア「WannaCry」とは? 侵入経路から感染対策まで
https://www.businessinsider.jp/post-33635
 BUSINESS INSIDER JAPANの記事

 
コンピュータウイルスの一種であるランサムウェアは「身代金要求型ウイルス」と言われています。
話題となっているWannaCryが感染するとパソコンのファイルを暗号化して利用できなくした後、元に戻すための身代金を要求されます。仕事やプライベートで使っている大切な文書や画像を人質に金銭を要求してくるのです。
 
WannaCryには、Windowsの脆弱性が利用されて既に感染しているサーバーやパソコンから侵入して感染する(ワーム)機能があるので、ユーザーが特別な操作をしなくても、ネットワークに接続しているだけで感染してしまうところが特徴的。もちろんメールの添付ファイルからの感染も起こるので警戒はフィッシングメールへの対策などと同様に、【差出人が不明なメールは開封しない、URLをクリックしない、添付ファイルを開かない】といった事も必要になります。
 
何よりも重要なのは、Windows の脆弱性はWindows Updateを実施することで対応できるので、最新のシステムにしておくことですね。