視るアーティスト?

最新刊の2冊は、おかげさまでメディアでのご紹介が続いています。
高橋智美さんの『ザッカトルテ』は、現在発売中の月刊誌『S-style せんだいタウン情報』2月号に!
いがらしみきおさんの『ものみな過去にありて』は、昨日発売の週刊誌『サンデー毎日』2月24日号に!

いがらしさんの本の紹介をしてくださったのは、河上進さん。南陀楼綾繁(なんだろう・あやしげ)のペンネームでもおなじみで、『月刊佐藤純子』にも解説文を寄稿していただきました。
今回は書評コーナーの扉扱いで大きく1ページ、いがらしさんのインタビューが掲載されています。
見出しは「いがらしみきお-孤独を知るワタシが描き続ける過去と今」。
仙台から出版、ということにも触れていただき、うれしい限りです!

さてワークショップ「シゴトのカタチ」は、10日(日)に尾崎さんの回が終了しました。
前半の「画家と名乗るからには自分の作品を売らなくちゃ」などのお話には戸惑いぎみだった(ように見えた)参加者の皆さんも、後半の「ミニデッサン実習」では、しっかりとした理論に基づく尾崎さんの指導を受けて、深く集中しながら鉛筆を動かしていました。
私も目からウロコが落ちるような知的興奮を、久しぶりに味わいました。美術指導者としての「プロ意識」に、触れることができたひとときでもあったと思います。アンケートでも、本当に高い評価をいただきました。

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次は今度の日曜日、17日です。
講師は齋正弘さん。米国から日本にコミュニティアートの発想を持ち込み、宮城県美術館で、30年にわたって創作や鑑賞の指導にあたってきました。
ご著書の『大きな羊のみつけかた』は、発行から2年が経った今も、各地の個人や美術館からご注文が続いています。
「人を〝視るアーティスト〟にするお仕事」というタイトルは私がつけたものですが、齋さんにも気に入っていただきました。
描いたり創ったりするアーティストは分かるけど、〝視るアーティスト〟って何? と思われた方。きっと新しい世界が開けると思いますよ。
数席ですが残席がございますので、ぜひこちらからご参加ください!