本棚と本:Kindle ダイレクト・パブリッシングで出版する

キンドルフォーマットの本を作ってテスト(プレビュー)する

  1 Kindle ダイレクト・パブリッシングにサインインする
 2 本棚で新しいタイトルを追加
 3 ワードで作ったファイルをアップロード
 4 プレビューで本を確認


 アカウントの設定が終了すれば、すぐに本を出版することができます。

サインイン

 Kindle ダイレクト・パブリッシングのページでサインインします。
サインイン

新しいタイトルを追加

 サインインすると本棚のページになります。
 当然ながら本棚には一冊の本もありませんから、新しいタイトルを追加。
 まだ、本の中身も決まってはいませんが、とりあえず本を出版する準備です。
新しいタイトルを追加

 新しいタイトルを追加すると、自動的にその本の概要を入力するページに入りました。
 中身も決まってウイない本なので、概要の記入なんてできるはずもないのだけれど、キンドルフォーマット(KF8)の本を作るために、このページにある本のアップロードプレビュー機能を使うためなので、必要な部分だけ記入してみます。

KDPセレクトの公開

KDPセレクトの公開

KDPセレクトとは、売上の向上と販売促進のための新しいオプションです。・・・・

 とありますが、早い話がKDPと独占販売契約をするかどうかのオプションで、70%のロイヤリティを得るためにはKDPセレクトに登録する必要があります。
 登録するかどうかは、本が完成して出版する時に、あるいは出版後に決めても十分。販売開始後にならないと有効にならないし、登録を取り消すことのできる期間は最初の3日間だけで、その後90日間は解除できなくなります。

1. 本の詳細

本の詳細
 タイトルにはデフォルトの名称が入力済み。出版する時までに正式なタイトルを考えておくことにして、ひとまずこのまま。
 タイトル以下の項目、フリガナ、ローマ字・・・・すべてそのまま進みます。

2. 出版する権利を・・・・~4. 表紙のアップロード

出版する権利
 ここもそのまま。
 出版するまでにカッコいい表紙を作っておかないと―――

5. 本のアップロード

本のアップロード
 ここで作ったワードのファイルをアップロードします。
 デジタル著作権管理(DRM)のオプションのどちらかを選択して、ページめくりの方向を選択。
 参照ボタンをクリックして、ローカル(パソコンのディスク内)にあるワードのファイルを選択してアップロードです。

6. 本をプレビューする

プレビューファイルをダウンロード
 ワードファイルのアップロードとKF8への変換に成功したら、出来上がった本をいよいよプレビューです。

 本のプレビューには、
 1 そのままブラウザでシンプルプレビューツールを使用
 2 ファイルをダウンロードして拡張プレビューツールを使用
 の2つの方法があります。

 まずは、「本をプレビュー」ボタンをクリックしてシンプルプレビューツールで確認。
 それから、Kindle Fireなどの実機で本がどのように表示されるかを確認するために、プレビューファイルをダウンロードしてみます。あるいは「プレビューツールのダウンロード:Windows | Mac」 で、プレビュー用のアプリケーションKindlePreviewerをダウンロード・インストールすれば、実機がなくてもパソコン上で確認することができます。

 これでキンドルフォーマットの本を作ってテストする環境は整いました。