進化するKDP――ワードのファイルを正式にサポート

Kindleダイレクト・パブリッシング(KDP)では大々的な発表はしていないものの、精力的にアップデートが行われています。

これまではワードからの変換は試験的なサポートだったのですが、正式にサポートされました。

サポートされているファイル形式
Word(DOCまたはDOCX)
HTML(ZIP、HTM、またはHTML)
MOBI(MOBI)
ePub(EPUB)
Rich Text Format(RTF)
Plain Text(TXT)
XMDF Compressed Zip(XMDF)

新たにリッチテキストとプレーンテキストもサポートされるようになりました。
電子書籍にするには縦書きができなかったり、画像が使えなかったりと、いくつか不十分な点はありますが、テキストから一度変換したものをHTMLファイルとしてダウンロードし、そのHTMLに修正を加えて電子書籍に仕上げる、などといった使い方も考えられます。

オンラインで表紙を作成するCover Creatorの機能も加えられましたが、米国アマゾンのアカウントとリンクされてしまい、まだうまく動作しません。

追記(2013年10月24日)
一度は加えられたオンラインで表紙を作成するCover Creatorの機能ですが、再び外されてしまいました。