「シゴトのカタチ」第3回(齋正弘さん)レポート

「シゴトのカタチ」第3回が終了致しました。

文:小野朋浩(小さな街)/写真:大泉浩一(メディアデザイン)

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「シゴトのカタチ」第3回、「人を『視るアーティスト』にするお仕事」が2/17(日)に終了致しました。
宮城県美術館の開館準備から携わる、齋 正弘さんを講師にお招きして開催しました。

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斎さんの生い立ちから始まり、宮城県美術館との関わり、鑑賞教育、鑑賞とは? などなど、大変興味深いお話を聞かせていただきました。

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話が進んでいく程に斎さんの魅力に引き込まれ、笑ったり、驚いたり、頷いたりと、あっという間に終了の時間がきたように感じました。

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鑑賞についてのお話で特に印象的だったのは「作品のみえ方は、自身の体験や経験によって変わる。何度も注意深く視るといい。わからない時は、学芸員にわからないと訊くといい。」という言葉でした。

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どことなく「美術」や「アート」を目の前にすると、肩肘張って緊張してしまう感覚がありましたが、まずは作品をみて「自分は、何を感じるのか?」と注意深く観察することが「視る」ことを伝える仕事の上でも大事になるのだなと感じました。