「シゴトのカタチ」第4回(前野久美子さん)レポート

「シゴトのカタチ」第4回が終了致しました。

文:小野朋浩(小さな街)/写真:大泉浩一(メディアデザイン)

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「シゴトのカタチ」第4回、「本を仕入れて売るお仕事」 が3/10(日)に終了致しました。
book cafe 火星の庭 店主、前野久美子さんを講師にお招きして開催しました。

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古本屋として、カフェとして、それぞれにどのような内容の仕事があるかを中心にお話を伺っていきました。

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仕入れ実習では、古本の業界で実際にある「入札」という方法で、参加者の皆さまに持参していただいた本に値段を付けていく体験を行いました。
「自分がこの本を仕入れるとしたらいくらだろう?」という視点で、皆さんが持ち寄った本に値段を付けていくわけですが、これが結構難しい。
皆さんも「仕入れるには?」と「仕入れた後の価格は?」などを考え、迷いながら値段を付けている様子でした。

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後半は、「自分がお店を持つとしたら?」をテーマに皆さんにワークシートを記入していただきました。
具体的にスラスラと書ける方、考え過ぎてひとつも書けなかった方と様々。
記入後は、全員のワークシートを見てまわり、「このカフェメニューは思いつかなかった」や「実際にお店が開けそう」など沢山の意見交換がありました。

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古本屋やカフェに対して、良い意味で「夢と現実」を知る前向きなひと時だったと感じています。
皆さんのワークシートをひとつにまとめたら素敵なブックカフェができるかも? なんて想像してしまいました。