文+写真:大泉浩一(メディアデザイン)
立町で「雑貨・手紙用品店yutorico.」を営んでいる高橋智美さん。
仕入れて売るだけでなく、ご自身でデザインした商品も販売したり、大手通販会社にアクセサリーのデザインを提供したりしています。
昨年12月には、エッセイ集『ザッカトルテ』を出版しました。
まずはデザイナー、店主になるまでの道のりをお話ししながらの自己紹介。
意外なことに、デザインを専門に勉強したことはないそうです。
「そんな私でもやっているんですから」とはおっしゃいますが、デザインとは何か、趣味で作ることと仕事で作ることの違いは何かなど、体験に基づく貴重なお話に、満員の参加者が引き込まれて行きます。
実際にデザインを手がけた雑貨・手紙用品を見せながら、コンセプトやストーリーの大切さについてお話する高橋さん。
会場はしばしば笑いに包まれますが、メモを取りながら聞く参加者の表情は真剣です。
最後はレターセット(封筒と便せんなど)のデザインを考え、テーブルごとにプレゼンテーション。
お互いに感心したり、他の人のアイディアや意見に刺激を受けたり。
3時間はあっという間に過ぎて、終了後も高橋さんを囲む参加者の輪は、なかなか解けませんでした。
アンケートで目立ったのが「またやってほしい」というご意見。ありがとうございます。
まずは今シリーズの残り2回、ご参加をお待ちしています。