XAMPPの起動:WordPressをローカル環境で動かす

XAMPPが正常にインストールされて動くか確認です。

1 XAMPPポータブルの起動

image017XAMPPポータブルをインストールしたxampp-portableディレクトリ内にある
「xampp-control.exe」をダブルクリックして起動。

image019Windowsのファイアウォールの設定によっては、このような警告が現れることがあります。
「ブロックを解除する」で続行。
これでXAMPPポータブルが起動し、XAMPPのコントロールパネルが表示されます。

2 XAMPPモジュールの起動

WordPressを動かすために必要なモジュールは「Apache」と「MySQL」。
モジュールの名前に色がついていてPID(s)とPort(s)に番号が割り当てられていればモジュールは起動しています。
image021この例ではApacheモジュールが起動していません。
起動していなければ、「Start」ボタンをクリックしてモジュールを起動させます。

3 ローカルサーバーへアクセス

無事にモジュールが起動できれば、ブラウザで

http://localhost/

にアクセス。
image022http://localhost/xampp/に転送されてXAMPPのスタート画面が表示されました。

XAMPPのインストール:WordPressをローカル環境で動かす

WordPressでサイトをつくる場合、本番用のサーバーにインストールして構築・テストをするよりも、ローカル環境で行う方が手軽です。ローカル環境にWordPressをインストールして動かすには、まずローカルのコンピュータにウェブサーバ(Apache)とデータベース(MySQL)、スクリプト言語のPHPをインストールしなければなりません。

それぞれを個別にインストールすることもできますが、その手順はなかなか面倒です。幸いなことにWordPressを動かすのに必要なものが簡単にインストールできるXAMPPというパッケージがありますので、これを利用します。
(Mac OS X上でWordPressを動かしたい場合にはMAMPというパッケージもあります)

1 XAMPPポータブルのダウンロード

XAMPPには4つのバージョンがありますが、ここではXAMPP for Windowsのインストールについて説明します。

XAMPP Windows版とXAMPP USB Liteの2種類がありますが、USBメモリなどリムーバブルメディアにインストールして持ち運んで使うことができるXAMPP USB Lite(XAMPP ポータブル)が何かと便利なので、こちらをUSBメモリにインストールしてみます。
XAMPP portable lite 1.8.1をApache Friendsのサイトからダウンロードします。
image002
ダウンロードできる3つのファイルのうちインストーラ形式のEXEファイルを選択。

2 XAMPPポータブルのインストール

image003
ダウンロードしたxampp-portable-win32-1.8.1-VC9-installer.exeを起動。

image004
「USBメモリなどのリムーバブルデバイス用に、設定ファイルなどが相対パスで指定されています」との表示。
「OK」で続行。

image007セットアップウィザードが開始。
「Next>」で続行。

image009
インストールするコンポーネントを指定できる。
WordPressを動かすのに必要なコンポーネントはチェックされているので、何もせず「Next>」で続行。

image011
XAMPPポータブルをインストールする場所を指定。
「Browse…」をクリックしてUSBメモリのある場所を指定。(ハードディスクの任意のフォルダでも大丈夫)
「Install」で続行。

image012
指定した場所にXAMPPポータブルがインストールされるので、しばらく待つ。

image014
インストール成功。
「Finish」で続行。

image015
Windowsシステムのレジストリを変更していないことと、アンインストーラはありません。
インストールしたXAMPPポータブルを削除するには、インストールしたディレクトリ(xampp-portable)を削除しますとの説明が表示。
「OK」をクリックしてインストール終了。