「シゴトのカタチ2」第2回(森忠治さん)レポート

「シゴトのカタチ2」第2回が終了致しました。

文:小野朋浩(小さな街)/写真:大泉浩一(メディアデザイン)

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「シゴトのカタチ2」第2回、「舞台芸術プロデューサーというシゴト」が6/9(日)に終了致しました。

今回は、舞台芸術プロデューサー/ワークショップデザイナーの森忠治さんを講師にお招きして開催しました。

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現在携わっている仕事についてご紹介いただきながら、その過程にはどんな仕事があり、どう進んでいくのかを具体的に伺いました。
お話しを聞いて感じるのは、前回もそうでしたが「仕事までの距離」。舞台のプロデュースでは、長い時は実際の上演まで1年以上の時間がかかるそうです。時には企画を考え提案し、時には受けた相談を整理しクリアするためにはどうするかを一緒に考える。こうした、沢山のコミュニケーションを経て仕事が形になっていくのだと感じました。

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後半の「アイデアを言葉にする実習」では、二人組となり交互にインタビューをし、訊いたことをまとめて、他の皆さんに伝えるというワークショップをしました。皆さんからは、「伝えることをふまえて質問することはとても難しい」という声が多く挙りました。このワークショップでは「訊く」と「伝える」があり、このふたつが「相手の話した事実」とズレがあると、誤解をうみ、良いコミュニケーションに繋がらない。こうした「コミュニケーションの重ね方」を具体的に体感する内容でした。

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森さんの仕事の本当に一部ではありましたが、「芯」となる部分を皆さんと共有できたと感じています。

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