「シゴトのカタチ3」第4回(真山正太さん)レポート

文:神坂礼子/写真:大泉浩一(メディアデザイン)

12/1(日)真山正太さんの「印刷物をデザインするシゴト」が終了しました!

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今回の参加者は15名。グラフィックデザイナー、パッケージデザイナーとしてデザインに関わっている方から、会社員や美術館勤務、大学生まで幅広い層からご参加頂きました。中には山形から参加された方も。

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参加者からは事前に「デザインのスキルを磨きたい」「デザイナーの仕事に興味がある」「ただ興味があって参加しました」など、さまざまな期待が寄せられていました。

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第1のワークは「自分のロゴマークを作ろう」
これは自分がもつ自分のイメージやアイデンティティをたった5分で画用紙に表現するというもの。
いわば、自分を周囲に自己開示するための時間でもあります。
皆さん「難しい!」といいながらも、楽しく取り組み、なかなかの傑作が誕生しました。

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第2のワークは「デザインの間違い探し」
間違いを探したら、隣の人と交換して、回答をチェック。
真山さんの正解では5個の間違いのはずが、重箱の隅をつつくような追求で予想外の回答も次々と飛び出すなどして、大いに盛り上がりました。

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第3のワークは「太陽、地平線、家、木、水たまりを書こう」
さて、これで何がわかるんだろう。わくわくした気持ちで一心不乱に画用紙に向かう参加者の皆さん。
自分の作品を示して、発表する言葉も弾んで、なんだか楽しくなってきました!

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ここで真山さんからパッケージデザインの話。お菓子やお茶の袋のデザインを例にパッケージデザインをする時のポイントをレクチャー、参加者の皆さんも真剣に聞き入っていました。

ラストは「小学校にあるような、うがい・手洗いの励行のためのポスターを作ろう」
デザインする時には誰に向けたデザインか、対象が大事ということを再認識。
参加者の皆さんもすっかり打ち解けて、表現にも自信がでてきたようです。

本日は真山さんのとつとつとした優しい語り口と数々のワークを通して、デザイナーの仕事の楽しさ、やりがい、そしてなにより自分自身の表現であること、しかもそれは自由であることが伝わったのでは。
最後は皆さん目を輝かせて「楽しかったです!」「またぜひ参加したい!」と会場を後にされました。
ありがとうございます。ぜひ、またお逢いしましょう!