「シゴトのカタチ2」第4回(小岩勉さん)レポート

文:小野朋浩(小さな街)/写真:大泉浩一(メディアデザイン)

「シゴトのカタチ2」第4回、「写真家というシゴト」が7/7(日)に終了致しました。

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今回は写真家の小岩勉さんを講師にお招きして開催しました。

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どういった経緯でカメラを手にしたのか、これまでのお仕事について、撮影する瞬間やその時の感覚についてなどをお話いただきました。

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写真は「瞬間」を切り取った静止状態のものですが、小岩さんは写真をプロジェクタで映しながら、そこに写っている人の数や服装、物、その動きなどを、当時の時代背景や地域の風土も気にかけながら、参加者の皆さんと一緒に写真を隅々まで見ていきました。

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後半は、更に写真を読み込むための実習をおこないました。材料はマーブリングです。

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カラフルに、モノクロに、色の流れを見つめながら、偶然に、必然に、筆を動かし、ここだというタイミングで紙に写し取ります。そして、写し取った紙を見て、それぞれが読み込んでいきます。実は、これらの動作ひとつひとつが写真的であると小岩さんから伺った時、写真に対してのイメージが確かに「変わった」感覚が僕にはありました。

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