WordPressの新しいエディタ「Gutenberg」の再利用ブロック――一度作成したカスタムHTMLなどのブロックを保存しておいて別の投稿に挿入できる――が、InternetExplorer 11だとうまく機能しません。
WordPressのバージョン 5.0.3でプラグインをすべて無効にし、一切カスタマイズしていない素の状態でもダメでした。
ブロックは削除されたか、利用できません。
あらかじめ作成していた投稿を、InternetExplorer 11を使って編集しようとしたら再利用ブロックが表示されませんでした。
他のブロックを編集して更新して投稿を表示すると、編集画面では表示されなかった再利用ブロックの部分も問題なく表示されました。どうやら、再利用ブロックが削除されたわけではなく編集できない状態になっているようです。
確認してみましたが、 InternetExplorer 11自体はWordPressのGutenbergに対応しているようです。
Gutenberg についてのよくある質問
Gutenberg はどのブラウザーに対応しますか ?
Gutenberg はモダンブラウザーおよび Internet Explorer 11 で動作するようになります。
Make WordPress handbook に対応ブラウザーの一覧があります。私たちの言う「モダンブラウザー」とは、ほとんどの場合、各メジャーなブラウザーの最新および過去2バージョンのことを意味しています。
Edgeなどのモダンブラウザは問題がない
念のためInternetExplorer 11 以外のブラウザ、Microsoft Edge、Mozilla Firefox やGoogle Chromeなどのモダンブラウザでも確認しましたが、編集画面で再利用ブロックが表示されない問題はありませんでした。
表示だけでなく再利用できない
再利用ブロックは表示されないだけでなく、ブロックの追加のリストに表示される一覧にも出てきません。
この現象も InternetExplorer 11だけで、ほかのモダンブラウザでは認められませんでした。
使うべきじゃない InternetExplorer 11
この再利用ブロックの問題はおそらくGutenbergのバグだと思われますが、バグが修正されるのを待つよりは「 InternetExplorer 11 は使わない」というのが結論です。
あまりいい評判を聞かないWordPressのGutenbergですが、今後のことを考えたら慣れていかないといけません。できるだけ使い込んでみます。
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