利用している人も多いと思うGoogle翻訳(https://translate.google.com/)
私自身も便利に使っていますが、今年になってこの機能を悪用したフィッシング(詐欺)メールが届くようになりました。
Google 翻訳の正規 URL から誘導されるフィッシング (2022/08/09)
Google 翻訳の正規 URL から Amazon やクレジットカードブランド等をかたるフィッシングサイトへ誘導するフィッシングの報告が増えています。
フィッシング対策協議会
メディアデザインに届いたメール
「緊急のご連絡、情報を更新して?:Amazon.co.jpを騙るフィッシング(詐欺)メール」(https://mediadesign.jp/phishing-mail-amazon20221007/)では、リンクのURLはこのようになっていました。
https://translate.google.com/translate?sl=auto&tl=ja&hl=ja&u=https://patient-block-cxx.xxx.woxxx.xx/
https://translate.google.com/ Google翻訳の正規のURL
translate?sl=auto&tl=ja&hl=ja&u= Google翻訳で使われるパラメーター
sl= | 翻訳元の言語 auto(自動検出)、ja(日本語)、en(英語)、・・・ |
tl= | 翻訳後の言語 |
hl= | 翻訳インターフェイスの言語 |
u= | 翻訳するサイトのURL |
問題となるのは最後のu=に続くフィッシングサイトのURLです。
悪知恵を働かせて悪事を行うヤツはどこにでもいるものですね。
リンクでGoogle翻訳を使う
さて、本来の?便利な使い方です。
パラメーターを指定して翻訳することができるので、ウェブサイトを持っていればすぐに多言語化が可能です。
試しにメディアデザインのサイトを多言語化してみました。
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