XPのサポート終了
長らく使ってきたパソコン、2004年10月の発売のノートパソコンのOSはWindowsXP、マイクロソフト社はこの4月でXPのサポートを打ち切りました。使いつづけるのは可能ですが、セキュリティの点からOSを新しいものへ変更することが望ましい。
けれど、10年ほど前のパソコンでは最新のWindows8.1や、ひとつ前のWindows7をインストールして動かすことができない。つまりは、新しいパソコンを買いなさいということか。
再利用するパソコン
VersaPro VY16F/RF
発表日:2004/10/12(メディアデザインが設立した頃)
希望小売価格:¥165,000(高かったなぁ)
CPU:インテル(R) Pentium(R) Mプロセッサ 725 1.60 GHz
メモリー:DDR SDRAM PC2700 SO-DIMM 256MB + 512MB
ハードディスク:40G
光学ドライブ:DVD-RW
ディスプレイ:15TFT
見た目はくたびれてきたけれど、文書作成などでまだ十分に使えているものを捨てるのはもったいない。どうにかして使い続けることはできないか……
OSにLinuxを
そうだLinuxがあるじゃないか。
以前は利用するのに手間がかかって何かと大変だったLinuxも、最近ではデスクトップ用のOSとして簡単にインストール出きるようになりました。何よりLive CD(Live DVD)という仕組みを使えば、ハードディスクへインストールすることなしに気軽に使うことができるし、試してみる価値はありそうです。
無料で使えるLinuxに必要なのはやる気だけ。
どのLinuxを使う?
一口にLinuxと言っても様々な種類(ディストリビューション)があって、どれを選べばいいのか迷うところ。
インストールするのは古いパソコンですから、その性能に見合ったディストリビューション、いわゆる軽量Linuxと呼ばれる中から選ぶことにします。
軽量Linux
WindowsXPに代わるOSの候補となったのは
Lubuntu…デスクトップにLXDEを採用した軽量Ubuntu
SparkyLinux…Debianベースの軽量かつアプリケーションが豊富
Zorin OS…Windows 7のユーザーインタフェースを意識した作り
Kona Linux…少ないメモリーで動くことを追求
Linux Bean…Linux初心者が古いPCを再生させることを目指した
WattOS…コンパクトで省電力指向
Linux Mint…シンプルなデスクトップと安定性、簡単なソフトウェア管理
など。
軽量というだけでなく、手間なく最初から日本語が扱えるないと、ということで基本的にライブCDの部屋にある日本語化されたディストリビューションをダウンロードして試すことにしました。