5〜6月「シゴトのカタチ4」を開催します

シゴトのカタチ4
メディアデザイン・ワークショップの第4シリーズを開催します。
今回も創造的な仕事について、仙台で活躍中のプロの方々の話を聞くだけでなく、体験や実習を通して学びましょう。
表現を仕事にしたい方はもちろん、今しているけれどもレベルアップしたい方、講師の個性に触れて刺激を受けたい方など、幅広い方々のご参加をお待ちしています!

◆概要
○日程とテーマ○
5/11(日)大泉浩一「インタビューライターというシゴト」
5/25(日)三浦了「クリエイティブディレクターというシゴト」
6/1(日)庄子隆「フォトグラファーというシゴト」
6/15(日)佐藤萬里子「ユニバーサル・ファッションデザイナーというシゴト」
○時 間:全回13:30~16:30
○参加費:1,500円(1回あたり)
○会 場:せんだいメディアテーク アクセス
 2階会議室/7階会議室a/b(回によって異なります)
○定 員:各回20名
○主 催:一般社団法人メディアデザイン

◆申し込み方法
○次のURLからメールフォームをご利用ください。
http://md-sendai.com/ws/mailform/
※当日キャンセルの場合はキャンセル料を申し受けますのでご了承ください。
※メールフォームがご利用いただけない場合、次のアドレスあてに開催日・フルネーム・お電話番号・メールアドレスをお送りください。
kouza@mediadesign.jp
※メールがご利用いただけない場合、次の電話番号までお申し込みください(平日日中のみ)。
090-3049-0613(担当:ちば)

「シゴトのカタチ3」第4回(真山正太さん)レポート

文:神坂礼子/写真:大泉浩一(メディアデザイン)

12/1(日)真山正太さんの「印刷物をデザインするシゴト」が終了しました!

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今回の参加者は15名。グラフィックデザイナー、パッケージデザイナーとしてデザインに関わっている方から、会社員や美術館勤務、大学生まで幅広い層からご参加頂きました。中には山形から参加された方も。

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参加者からは事前に「デザインのスキルを磨きたい」「デザイナーの仕事に興味がある」「ただ興味があって参加しました」など、さまざまな期待が寄せられていました。

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第1のワークは「自分のロゴマークを作ろう」
これは自分がもつ自分のイメージやアイデンティティをたった5分で画用紙に表現するというもの。
いわば、自分を周囲に自己開示するための時間でもあります。
皆さん「難しい!」といいながらも、楽しく取り組み、なかなかの傑作が誕生しました。

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第2のワークは「デザインの間違い探し」
間違いを探したら、隣の人と交換して、回答をチェック。
真山さんの正解では5個の間違いのはずが、重箱の隅をつつくような追求で予想外の回答も次々と飛び出すなどして、大いに盛り上がりました。

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第3のワークは「太陽、地平線、家、木、水たまりを書こう」
さて、これで何がわかるんだろう。わくわくした気持ちで一心不乱に画用紙に向かう参加者の皆さん。
自分の作品を示して、発表する言葉も弾んで、なんだか楽しくなってきました!

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ここで真山さんからパッケージデザインの話。お菓子やお茶の袋のデザインを例にパッケージデザインをする時のポイントをレクチャー、参加者の皆さんも真剣に聞き入っていました。

ラストは「小学校にあるような、うがい・手洗いの励行のためのポスターを作ろう」
デザインする時には誰に向けたデザインか、対象が大事ということを再認識。
参加者の皆さんもすっかり打ち解けて、表現にも自信がでてきたようです。

本日は真山さんのとつとつとした優しい語り口と数々のワークを通して、デザイナーの仕事の楽しさ、やりがい、そしてなにより自分自身の表現であること、しかもそれは自由であることが伝わったのでは。
最後は皆さん目を輝かせて「楽しかったです!」「またぜひ参加したい!」と会場を後にされました。
ありがとうございます。ぜひ、またお逢いしましょう!

真山正太ワークショップ「印刷物をデザインするシゴト」

◇ワークショップ内容
○街で自分(作品)に出会えるグラフィックデザイナー
○最も身近なデザイン=パッケージデザインのトリビア
○想像力と創造力を使ってのPOP制作実習

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◇真山正太(まやま・しょうた)グラフィックデザイナー・一般社団法人メディアデザイン理事
岩手県出身。スーツとネクタイがいやという理由だけで、グラフィックデザインを生業(なりわい)として30数年。パッケージデザイン、グラフィックデザイン、商品開発、コーディネートなどを手掛けながら、デザイン講座・講習会の講師も務め、NPO・各種団体の情報発信に関する良き相談役。デザイン系高校、専門学校非常勤講師。
《ウェブサイト》http://mediadesign.jp

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○日 時:12月1日(日)13時30分〜16時30分
○参加費:1,500円
○会 場:せんだいメディアテーク 2階会議室 アクセス
○定 員:20名
*お申し込みはこちらのメールフォームから

「シゴトのカタチ3」第3回(神坂礼子さん)レポート

文:真山正太/写真:大泉浩一(メディアデザイン)

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参加者に今日のワークショップで得たいもの、知りたいことをグループ毎に話し合い、発表してもらいました。
各自の目的意識をはっきりさせることが、充実したワークショップには必須です。会場の雰囲気も一気に和やかに。

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神坂さんご夫婦が掲載されている情報誌の広告ページを見てもらいながら、「嘘はダメ、大げさはOK」
コピーライターとして独り立ちするまでの道のりを話してくれました。固有名詞がどんどん出てくる極めて実践的な内容です。

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伝えたい事の本質をギュッと凝縮するアプローチとして、オリジナル四文字熟語の制作。わずか3分間で5個も作った参加者もいて、本職のコピーライターもビックリ!

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子ども時代の楽しかったことをグループ毎にシェァし合い、楽しい話が沢山聞けました。
今の自分の拠り所、発想の原点を確認する作業です。

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相手(個人、企業)のいい部分をしっかり表現してあげることが大切ということで、隣の人に対してメッセージを。
発表するのは、さすがに照れくさそうでした。

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終了後、参加者一人一人と次のステップへのアドバイスや励ましなど親身になって話し込んでいました。

神坂礼子ワークショップ「言葉をデザインするシゴト」

◇ワークショップ内容
○ライターほど素敵な稼業はない
○自分のコンテンツをつくる
○実習「あなたも今日からコピーライター!」

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◇神坂礼子(かみさか・れいこ)コピーライター・神坂礼子事務所代表
山形県出身。東北学院大学卒業後2年目に結婚、出産。子育て中仕事にめざめ一念発起、仙台リビング営業企画に勤務。その後、広告プロダクションなどを経てフリーのコピーライターとなる。情報誌、パンフレット、TV・ラジオ番組の構成台本、企画書、コンセプトワーク、リサーチ、インタビュー、ネーミング、イベント企画までフィールドは幅広く、プランニング、コピー、ディレクションまでトータルにプロデュースする。震災後は被災地支援事業のコーディネーターを務めている。(株)TENNET専務取締役。社会活動:仙台若林倫理法人会広報委員長、名取市観光資源活用審議会委員、NPO「手を洗おう会」会員。ライフワーク:東日本大震災被災地支援。瞑想。趣味はアート鑑賞・映画。

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ご要望があればどこまでも!取材で訪れた雪景色の岩手県宮古市浄土ヶ浜にて

○日 時:11月4日(月・祝)13時30分〜16時30分
○参加費:1,500円
○会 場:せんだいメディアテーク 7階会議室b アクセス
○定 員:20名
*お申し込みはこちらのメールフォームから

「シゴトのカタチ3」第2回(高橋智美さん)レポート

文+写真:大泉浩一(メディアデザイン)

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立町で「雑貨・手紙用品店yutorico.」を営んでいる高橋智美さん。
仕入れて売るだけでなく、ご自身でデザインした商品も販売したり、大手通販会社にアクセサリーのデザインを提供したりしています。
昨年12月には、エッセイ集『ザッカトルテ』を出版しました。

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まずはデザイナー、店主になるまでの道のりをお話ししながらの自己紹介。
意外なことに、デザインを専門に勉強したことはないそうです。
「そんな私でもやっているんですから」とはおっしゃいますが、デザインとは何か、趣味で作ることと仕事で作ることの違いは何かなど、体験に基づく貴重なお話に、満員の参加者が引き込まれて行きます。

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実際にデザインを手がけた雑貨・手紙用品を見せながら、コンセプトやストーリーの大切さについてお話する高橋さん。
会場はしばしば笑いに包まれますが、メモを取りながら聞く参加者の表情は真剣です。

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最後はレターセット(封筒と便せんなど)のデザインを考え、テーブルごとにプレゼンテーション。
お互いに感心したり、他の人のアイディアや意見に刺激を受けたり。
3時間はあっという間に過ぎて、終了後も高橋さんを囲む参加者の輪は、なかなか解けませんでした。

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アンケートで目立ったのが「またやってほしい」というご意見。ありがとうございます。
まずは今シリーズの残り2回、ご参加をお待ちしています。

高橋智美ワークショップ「雑貨をデザインするシゴト」

◇ワークショップ内容
○手紙用品・アクセサリーのデザイナーとは
○デザインしたものをカタチにするには
○手紙用品をデザインしてみる実習

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◇高橋智美(たかはし・ともみ)雑貨・手紙用品店 yutorico. 店主
1984年宮城県生まれ。宮城工業高等専門学校(現仙台高等専門学校)を卒業後、建材メーカー、カフェ勤務を経て、2009年、仙台市で雑貨・手紙用品店yutorico.を開業。週2日の営業でスタートし、2010年に本格営業を開始した。丁寧にセレクトした雑貨に加え、自らデザインを手がけた手紙用品や紙モノ・はんこを販売。女性を中心に多くのファンを持つ。通販大手のフェリシモにアクセサリーのデザインを提供したり、仙台の作家のあつまりであるkokonoteのメンバーとしてイベントなども企画している。著者に『ザッカトルテ 雑貨・手紙用品店yutorico.の日日』(仙台文庫)。
《ウェブサイト》http://yutorico.sakura.ne.jp/

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○日 時:10月14日(月・祝)13時30分〜16時30分
○参加費:1,500円
○会 場:せんだいメディアテーク 7階会議室b アクセス
○定 員:20名
*お申し込みはこちらのメールフォームから

「シゴトのカタチ3」第1回(佐藤裕子さん)レポート

文:真山正太/写真:大泉浩一(メディアデザイン)

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まず、500本もあるという色鉛筆でティ-シャツのカラーリング。
1本、1本の色の名前が面白く、笑って笑ってリラックス完了!

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色の持っている心と体に与える影響や、それぞれの色の持っている特性をエピソードを交えながら楽しく話していただきました。
色はとても身近なものなので、参加者からも沢山のお話を聞け、会話がどんどん弾んでいきます。

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カラーコーディネーターへの近道は・・・。
資格取得、必要とされる知識・能力、仕事をする場所などプロでなければ分からないような情報がいっぱいです。

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参加者一人、一人のカラー分析。
似合う色調が魔法のように現われてきます。
服地の柄や全体の型まで丁寧に各参加者にアドバイス。
楽しい事って、いつでも時間が足りないんですね、

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ワークショップが終わっても会場の外で話が盛り上がっていました。
講師の佐藤裕子さんも熱心さに圧倒されぎみ、でもそんな熱気をニコニコと楽しんでいました。

佐藤裕子ワークショップ「色彩をデザインするシゴト」

◇ワークショップ内容
○イメージ作りの大切さと面白さ
○イメージコンサルタント・カラーコーディネータへの近道
○色計算で答えが出る「あなたに似合う色と柄」の実習

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◇佐藤裕子(さとう・ゆうこ)イメージコンサルタント(カラーミービューティフルジャパン)
1954年仙台市生まれ。仙台女子商卒業後、市内の金融機関に就職。退職後1990年米国カラーミービューティフル社イメージコンサルタントの資格を取得。主にカラー分析を行うパーソナルカラーコーディネートを中心に活動する。その後、国会議員選挙や市長選挙において候補者のポスター制作やスタイリングのビジュアル部門を担当した。また病院など公共施設のカラーコーディネートを手掛け、それらの経験をもとに、コンサルタント・講師として活動中。青葉区杜の都のアート展実行副委員長、アートユニット創造雑技団代表などを歴任し、NPO活動にも積極的にかかわっている。
《ウェブサイト》http://www.cp-cmb.jp

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○日 時:10月6日(日)13時30分〜16時30分
○参加費:1,500円
○会 場:せんだいメディアテーク 2階会議室 アクセス
○定 員:20名
*お申し込みはこちらのメールフォームから

ワークショップ「シゴトのカタチ3」を開催します

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メディアデザイン・ワークショップの第3シリーズを開催します。
今回も創造的な仕事について、仙台で活躍中のプロの方々の話を聞くだけでなく、体験や実習を通して学びます。
講師はイメージコンサルタントに、雑貨・手紙用品店の店主に、コピーライターに、グラフィックデザイナー。
表現を仕事にしたい方はもちろん、今しているけれどもレベルアップしたい方、講師の個性に触れて刺激を受けたい方など、幅広い方々のご参加をお待ちしています!

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○日程とテーマ○
10/6(日)佐藤裕子「色彩をデザインするシゴト」
10/14(月・祝)高橋智美「雑貨をデザインするシゴト」
11/4(月・祝)神坂礼子「言葉をデザインするシゴト」
12/1(日)真山正太「印刷物をデザインするシゴト」

○時 間:全回13:30~16:30
○参加費:1,500円(1回あたり)
○会 場:せんだいメディアテーク
 2階会議室/7階会議室b(回によって異なります)
○定 員:各回20名
○主 催:一般社団法人メディアデザイン

◆申し込み方法
こちらからメールフォームをご利用ください。
※当日キャンセルの場合はキャンセル料を申し受けますのでご了承ください。