プラゴミ観察 宮城県七ヶ浜町 表浜1

宮城県の七ヶ浜町は日本三景の一つ松島の南に位置する町です。
太平洋に向かって突き出した小さな半島の海沿いに、7つの集落があったことから「七ヶ浜」と呼ばれるようになりました。
7つの集落は南側から、「湊浜(みなとはま)」「松ヶ浜(まつがはま)」「菖蒲田浜(しょうぶたはま)」「花渕(節)浜(はなぶちはま・はなぶしはま)」「吉田浜(よしだはま)」「代ヶ崎浜(よがさきはま)」「東宮浜(とうぐうはま)」となります。

訪れた表浜は菖蒲田浜と花渕浜の間にある小さな砂浜です。
砂浜の右手高台の高山にみえる建物群は外国人専用の避暑地で、軽井沢や野尻湖とともに「日本三大外国人避暑地」らしいです。

この日は天気も良く波も穏やかで、ゴミも少なめでした。

大学生だった頃から数えきれないほど訪れている表浜ですが、東日本大震災の津波に襲われて近くにあったトイレなどの建物は全て流されています。代わりに防波堤がつくられ、駐車場やトイレは少し内陸側のかつては民家があったあたりに移動しています。

津波被害からの復興工事や昨年からのコロナ禍の影響もあって訪れる人が少なくなっていることもあってか、震災前よりもゴミが少なくなっている印象です。