七ヶ浜の砂浜にはハマボウフウやオカヒジキ、オニハマダイコンなどの海岸性の植物もたくさん見ることができます。
今回は大物がたくさんありましたが、ごく一部しか持ち帰れませんでした。
持ち帰ったアヒルちゃん。
どこから波に乗って来たのか?
プラスチックみたいな質感だけど天然もの。
エイやサメ類の卵殻です。
「人魚の財布」とも呼ばれています。
七ヶ浜の砂浜にはハマボウフウやオカヒジキ、オニハマダイコンなどの海岸性の植物もたくさん見ることができます。
今回は大物がたくさんありましたが、ごく一部しか持ち帰れませんでした。
持ち帰ったアヒルちゃん。
どこから波に乗って来たのか?
プラスチックみたいな質感だけど天然もの。
エイやサメ類の卵殻です。
「人魚の財布」とも呼ばれています。
七ヶ浜の中で一番仙台港寄りにある湊浜へ行ってきました。
これまで見てきた表浜や菖蒲田浜と比べてゴミの種類も量も多いようです。
訪れたタイミングにも影響されるのかもしれません。時間をおいてまた行ってみます。
表浜3回目です。
これまでと同じように、小さなプラスチック片が散在していました。
小さなかけらとなっているのはともかく、一部が判別できるプラスチック片の多くは家庭から出たものです。
それとは別の種類のプラスチックが打ち上げられていました。
作りがしっかりとしたゴム手袋は内側がヘビガイの巣になっていました。アナゴを捕るアナゴ胴や大きな樽型の浮きなどは、漁業由来のプラスチックごみではないかと思われます。
これまでは七ヶ浜町の表浜という比較的小さな砂浜のプラスチックごみを観察して可能なだけ拾ってきました。今回はお隣の菖蒲田浜に来てみました。
菖蒲田浜は海水浴場として広く知られていて、七ヶ浜町の中では一番多く人々が訪れる浜辺です。そのためビーチクリーン活動なども盛んで大きなゴミの数は少ないように感じました。
海洋プラスチックゴミよりも、遊びに来て捨てられた花火のパッケージなどが目立った菖蒲田浜でした。
城県七ヶ浜で採集したプラスチックの小さな破片をレジンで埋め込んだ「Fish Are Eating Plastic(FAEP)ピンバッジ」が取材を受けました。
河北新報ONLINE NEWS
https://kahoku.news/articles/20210617khn000024.html
表浜に来ました。
前回来たときには行かなかった、浜辺の左側を中心に見て回りました。
場所が違うと打ち上げられるプラゴミの種類も違うようです。
小石が集まっている場所は、比較的大きなプラゴミが集まっていました。
また、ブルーシートや漁網?などでは、本体のほとんどが砂に埋まって一部だけが顔を出している状態のものも見られました。こうなってしまうと手で引いたぐらいではびくともしません。取り出すのはスコップなどの道具がないとほぼ不可能です。
メディアデザインでは海洋プラスチック汚染に注目しています。
メディアデザインがある宮城県沿岸でも、砂浜に流れ着いたプラスチックをたくさん見つけることができます。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で多く使われるようになった使い捨ての不織布マスク。このマスクの材質もほぼプラスチック繊維です。
海洋プラスチック汚染をもっと広く知ってもらうために、宮城県七ヶ浜で採集したプラスチックの小さな破片をレジンで埋め込んだピンバッジを作成してみました。
詳しくは「Fish Are Eating Plastic」をご覧ください。
FAEP
Fish Are Eating Plastic
魚たちはプラスチックを食べている
6月は環境月間
メディアデザインでは海洋プラスチック汚染に注目しています。
プラスチックがゴミとして海に流れ込む量は毎年800万トン以上、これはなんとジャンボジェット5万機の重さ!と言われています。※1
そして、プラスチックゴミは年々増え続け2050年には海洋プラスチックごみの量が海にいる魚を上回るという予測も発表※2されて大きな衝撃を受けました。
※1 今、世界で起きている「海洋プラスチック」の問題 (WWFジャパン)
※2 「海洋プラスチック」2050年の予測 (WWFジャパン)
メディアデザインがある宮城県沿岸でも、砂浜に流れ着いたプラスチックをたくさん見つけることができます。
魚ばかりでなく、海鳥やアザラシなどの海洋哺乳動物、ウミガメなど多くの生き物がプラスチックの影響により傷つけられ死んでいます。もちろん、野生動物だけでなく私たち人間にも影響を及ぼす可能性は否定できません。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で多く使われるようになった使い捨ての不織布マスク。このマスクの材質もほぼプラスチック繊維です。
海洋プラスチック汚染をもっと広く知ってもらうために、宮城県七ヶ浜で採集したプラスチックの小さな破片をレジンで埋め込んだピンバッジを作成してみました。
FAEP ピンバッジ 300円(販売した金額の一部は環境保護団体へ寄付いたします)
材料
ステンレスワイヤー、UVレジン、プラスチック破片
海洋プラスチック汚染を減らすためにどんな行動ができるのか、皆さんと一緒に考えて行動したいと思います。
宮城県の七ヶ浜町は日本三景の一つ松島の南に位置する町です。
太平洋に向かって突き出した小さな半島の海沿いに、7つの集落があったことから「七ヶ浜」と呼ばれるようになりました。
7つの集落は南側から、「湊浜(みなとはま)」「松ヶ浜(まつがはま)」「菖蒲田浜(しょうぶたはま)」「花渕(節)浜(はなぶちはま・はなぶしはま)」「吉田浜(よしだはま)」「代ヶ崎浜(よがさきはま)」「東宮浜(とうぐうはま)」となります。
訪れた表浜は菖蒲田浜と花渕浜の間にある小さな砂浜です。
砂浜の右手高台の高山にみえる建物群は外国人専用の避暑地で、軽井沢や野尻湖とともに「日本三大外国人避暑地」らしいです。
この日は天気も良く波も穏やかで、ゴミも少なめでした。
大学生だった頃から数えきれないほど訪れている表浜ですが、東日本大震災の津波に襲われて近くにあったトイレなどの建物は全て流されています。代わりに防波堤がつくられ、駐車場やトイレは少し内陸側のかつては民家があったあたりに移動しています。
津波被害からの復興工事や昨年からのコロナ禍の影響もあって訪れる人が少なくなっていることもあってか、震災前よりもゴミが少なくなっている印象です。